csup について

昔は cvsup というソフトウェアでソースツリーの更新や ports の更新を行っていました。
この cvsup というソフトウェアは Modula-3 という言語で書かれていたため、動作が非常に遅いというのも有名です。
そこで近年、この cvsup を C 言語で書き直されたソフトウェアが csup です。

応答速度の良いサーバを選択する

詳細は こちら をご覧ください。

ソースツリーの同期

# csup -h cvsup2.jp.freebsd.org -4 -1 -Z -l /var/run/csup.pid -L 2 /usr/share/examples/cvsup/standard-supfile

make update でソースツリーの更新

# vi /etc/make.conf

SUP_UPDATE=	yes
SUP=		/usr/bin/csup
SUPFLAGS=	-4 -1 -Z -l /var/run/csup.pid -L 2
SUPHOST=	cvsup2.jp.freebsd.org
SUPFILE=	/usr/share/examples/cvsup/standard-supfile
#PORTSSUPFILE=	/usr/share/examples/cvsup/sup/ports-supfile
#DOCSUPFILE=	/usr/share/examples/cvsup/sup/doc-supfile

make update の仕方

# cd /usr/src
# make update

注意事項

たまに csup を cron で定期的に実行されている方がいらっしゃいますが、それは間違いです。
サーバのリソースを提供されている方もボランティアで提供されているので、 SA が出た時意外などは無闇に csup はしないようにしましょう。

リンク

On-line Manual of “csup”
Using CVSup