SSL 通信を有効にする

Apache 1.3 などでは httpd.conf に全て設定内容が記述されていましたが、 Apache 2.2 から設定内容が分散されて記述されるようになりました。
ここでは SSL 用の Include を有効にします。

# vi /usr/local/etc/apache22/httpd.conf

#Include etc/apache22/extra/httpd-ssl.conf
Include etc/apache22/extra/httpd-ssl.conf

サーバ証明書、サーバ秘密鍵の準備

暗号化された通信 ( SSL ) を行うのでサーバ証明書とサーバ秘密鍵を用意します。
CA を自前で用意している場合 ( 自己認証局を構築している場合 ) はサーバ証明書とサーバ秘密鍵を発行します。
ベリサイン等にサーバ証明書を発行してもらった場合はそちらのサーバ証明書とサーバ秘密鍵をお使いください。

# chmod 444 /usr/local/etc/apache22/server.crt
# chmod 400 /usr/local/etc/apache22/server.key

SSL の設定

Apache SSL 用の設定ファイルを編集します。

# vi /usr/local/etc/apache22/extra/httpd-ssl.conf

ServerName www.clx.ath.cx:443
ServerAdmin webmaster@clx.ath.cx

再起動

設定が完了したら再起動します。

# /usr/local/etc/rc.d/apache22 restart